地図をもって街に出よう!

今回は、誰でも知っているJR八王子駅から地図を片手に気軽に行ける歴史の散歩道をご紹介します。

JR八王子駅

八王子市の表玄関。中央線・横浜線・八高線の主要3線とバスターミナル、駅ビルを擁した東京西部(多摩)の主要交通・商業機能を誇っている。

1889(明治22)年、甲武鉄道(現・中央線)開通当時は、現・多摩相互病院の場所に駅舎が新築、1945(昭和20)年8月戦禍により焼失。1950(昭和25)年4月現在地に移転。

10分

子安神社

明神町。旧郷社。祭神木花開耶姫命(このはなのさくやひめのみこと)、例祭日7月20日。759(天平宝字3)年、皇后安産祈願のために創建したと伝えられる。
八幡太郎義家が奥州征伐の戦勝祈願のために槍(杉?)18本を舟形に植えたので船森明神、子安明神と言われ、安産、子育の神として知られている。文化財・十一面観音。

5分

南多摩高等学校

明神町。市内、横川町出身の横川楳子(うめこ)史により創立された八王子女学校を受けて、1908(明治41)年、府中第四高等女学校として創立した。
1950(昭和25)年都立南多摩高等学校と改称。1935(昭和10)年校内に胸像が建てられ、1945(昭和20)年再建。

5分

竹の鼻一里塚跡

新町。永福神社(稲荷)隣竹の花児童公園内。甲州街道の八王子宿の入口にあたる竹の鼻には江戸から、12番目の一里塚として設けられたと伝えられる。
1800(寛永12)年俳人松原星布によって芭蕉の「蝶の飛ぶばかり野中の日影かな」の句碑が建てられ、日影塚と呼ばれるようになったという。

10分

大義寺

元横山町。真言宗恩方宝生寺末。開山徳翁上人と伝えられるが年代は不祥。
1945(昭和20)年8月戦火により建物を焼失し、現本堂は1975(昭和50)年の再建。女流俳人榎本星布の墓、奥津雁江の墓がある。
明治大火犠牲者の供養碑もある。

8分

妙薬寺

元横山町。多摩四国八十八霊場第75番礼所。単立法人(前・真言宗)。開山清承上人。
境内及び周辺一帯は武蔵七党の、横山党の根拠地と言われるが確証はない。
1560(永禄3)年の「横山氏供養塔」がある。

10分

八幡・八雲神社

元横山町。旧郷社。祭神誉田別尊(ほんだわけのみこと)、スサノオノミコト。例祭日、八幡神社9月15日、八雲神社7月23・24日。
戦前からこの地は天王森(てんのうもり)と呼ばれて、隣の第一小学校のことを天王森小学校と呼ぶのはこのためである。
境内は横山党根拠地として都旧跡に指定されている。

5分

甲州街道(バス停横山町3丁目)

参考地図・「八王子観光マップ」八王子観光協会 八王子商工会議所発行(無料)
「八王子ガイドマップ」 市役所広聴広報室発行(200円)

コラム紹介:
このコラムは、八王子市内の身近な史跡を発見し気軽に歴史に触れてみようという内容です。「歴史の街・八王子」を自分の足で歩き、自分の目で見、八王子の街を見直し明日への活力としましょう。八王子での教師生活38年の元歴史の先生がお届けします。

コラムニスト:増渕 滋さん(元公立中学校校長)